[VAGIの成分のこだわりを理系目線で解説]
第6回目となる本日は、“ラウレス硫酸ナトリウム”についてお話しします。
ラウレス硫酸ナトリウムは、「陰イオン」界面活性剤。これは、水に溶けたときに疎水基がマイナスに電離するタイプの界面活性剤のことをいい、乳化や分散性に優れ、泡立ちが良いことで知られています。
またラウレス硫酸ナトリウムは、先週紹介したコカミドプロピルベタインと相性が良く、二つが合わさることでお互いの効果を最大限に発揮します。例えば、ラウレス硫酸ナトリウム単体では刺激が強すぎますが、そこに両性界面活性剤であるコカミドプロピルベタインを加えることで、洗浄力を保ちながらも、刺激を抑えることができます。
このように、互いに支え合い、それぞれの効果を高め合う二つの成分を2週にわたってご紹介しました!今後の更新も、どうぞお楽しみに。